5000万円結婚詐欺 男に懲役3年判決 地裁=岡山
結婚詐欺で5000万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた京都市生まれ、無職伊豆田昇一被告(46)の判決公判が28日、地裁であり、馬渡(もうたい)香津子裁判官は懲役3年(求刑・懲役4年)を言い渡した。
判決などによると、伊豆田被告は同市右京区、訪問販売員永山さゆり被告(46)(公判中)と共謀、2002年9月ごろから11月にかけて、永山被告との結 婚を望んでいた岡山市内の男性会社員に「借金があり、すぐには結婚できない」などと言い、男性の父親から5000万円をだまし取った。
結婚詐欺初公判 女が起訴事実否認=岡山
結婚詐欺で岡山市の男性会社員の父親から5000万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた京都市右京区、訪問販売員永山さゆり被告(46)の初公判が5日、地裁(上寺誠裁判官)であり、永山被告は「だましとるつもりはなかった」と起訴事実を否認した。
検察側は冒頭陳述で、永山被告は元夫の事業の失敗などで6000万円の借金があったと指摘。共犯者の同市生まれ、無職伊豆田昇一被告(46)が、男性の父 親に「やくざ関係の借金もある。こちらの家にも迷惑がかかる」などと言って5000万円出させ、このうち永山被告が2500万円を受け取っていたとした。
一方、永山被告の弁護人は、「男性との結婚を希望しただけで、伊豆田被告と共謀した事実はない」などと無罪を主張した。
結婚詐欺事件 懲役4年求刑=岡山
結婚を望む岡山市の男性会社員の父親から5000万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われている京都市右京区、訪問販売員永山さゆり被告(47)の論告求 刑公判が4日、地裁(上寺誠裁判官)であり、検察側は「被害者や共犯者の証言は信用できるが、被告の供述は信用できず、反省もしていない」などとして、永 山被告に懲役4年を求刑した。
起訴状によると、永山被告は2002年11月、共犯者の男と共謀して、永山被告との結婚を望んでいた岡山市内の男性会社員の父親に「借金があり、すぐには結婚できない。清算できれば結婚式が挙げられる」などと言い、5000万円をだまし取った。
結婚詐欺の女に懲役2年10月 地裁判決=岡山
結婚を望んだ男性会社員の父親から5000万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた、京都市右京区、訪問販売員永山さゆり被告(47)の判決公判が6 日、地裁であった。上寺誠裁判官は「領収書を偽造して借金を返済したように装うなど、悪質で反省も見られない」などとして、懲役2年10月(求刑・懲役4 年)を言い渡した。
判決などによると、永山被告は2002年11月、共犯の男と共謀し、永山被告との結婚を望んだ岡山市の男性会社員の父親に「(永山被告には)借金があり、すぐには結婚できない」などと言い、5000万円をだまし取った。